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お知らせ

新しい農業のカタチへの挑戦!

2021.05.20
アオニサイファーム新規就農

若者の参入が進まない理由

初めて農業に足を踏み入れてから5年。昨年から私は「認定新規就農者」として、ブルーベリー農園の運営をスタートさせました。

5年前までは農業に縁もゆかりもなかった私が農業を始めることになった経緯については、ウェブサイトTOPからご覧いただける「アオニサイファームのはじまり」に載せていますので、ぜひご覧いただきたいです。

そこにも書いたのですが、若者層の農業への新規参入を促すため、必要な資金や当面の収入について国から手厚いサポートをしていただける制度があります。
若者といっても50歳まで申し込めます(私は40歳で申し込みました)。

2020年より茨城県つくば市にて、認定新規就農者としてブルーベリー観光農園オープンに向けてのスタートを切りました。

しかしながら、そもそも農業をやりたい!と思う若者はまだまだ多くないため、そのような制度があっても国が望むように活用されていないのが現在の日本の農業なのです。
若者が農業をしたいとなかなか思わない理由としては、農業ってしんどい、儲からないと言った古くからの印象もあるでしょうし、田舎ではなく都会で働くことを優先することもあると思います。私も農業を始る前はそう思っていました。そして東京や京都でデザイナーとしてがむしゃらに働いていました。

私にできること、私がしたいこと

私は、毎日、農園で土や葉に触れ、空を見上げるたびに、
「農業は、やり方次第でまずます面白い分野になっていくなぁ・・・!」
との確信を深めていっています。
私のような他業種からの参入により、昔からの農家の方々にはなかったかもしれない経験と知識を農業に組み込むことができ、「新しい農業」へのチャレンジができると感じるのです。

私はいわゆる”クリエイティブ”業界に約20年いますので、その経験を活かし、農業にデザイン性を取り入れて積極的な情報発信をしていきます。
自分自身で農園をブランディングし、自分の力で認知度を広めたいと考えています。

とは言っても、デザインや広報だけで人様に認めていただけるような世界ではないとわかっているつもりです。

ブランディングするうえで一番大事なのは商品、つまり「ブルーベリーの品質」です。品質が良くなければどんなに認知度が増えたとしても本末転倒です。
そのため私は、とにかく美味しいブルーベリーを作るための、こだわりの栽培方法を導入しました。

この栽培方法と”クリエイティブ”を組み合わせることによって、新しい農業のカタチへ挑戦していきます。
まだまだ青二才の私ですが、新規就農者としての私の挑戦を通して、農業に関わるさまざまなことを情報発信していき、若者を中心に多くの方に農業に興味を持ってもらえたらと考えています。
「国の制度」など、地味ながらも重要なことについてもご紹介していくことで、興味をもってくださった方が一人でも多く「新規就農者」となり、これからの日本の農業を一緒に盛り上げていけるよう、活動していきます!

クリエイティブな挑戦のいろいろ

クリエイティブ担当のAKIPIN(写真左)とでより良い情報発信ができるように活動していきます。

アオニサイファームにおける「農業 × クリエイティブ」の挑戦は、写真家かつ文筆家のAKIPIN(あきぴん)がサポートしてくれています。
ウェブサイトでは、AKIPINによるコラムを掲載したり、その他さまざまな企画、連載等をおこなっていきます。
ブルーベリー観光農園に関する情報等は「ブルーベリー観光農園特設サイト」内のブログで発信していきます。どうぞご期待ください!