「労働者協同組合ゆめしほうワーカーズ」さんを取材
つくば市議会 市民経済委員会の行政視察にて、桜川市で活動される「労働者協同組合ゆめしほうワーカーズ」さんを取材しました。
約17年前、「子どもたちに安心安全な地元産の小麦を食べさせたい」「地域の農業を守りたい」という強い思いからスタートした「ゆめ紫峰(しほう)の会」。農研機構が開発した小麦品種を桜川市で試験栽培したのが活動の原点です。
【地産地消と学校給食への導入】
安全な食へのこだわりから地元農家と連携して小麦を栽培し、製粉会社の協力や、つくば市との連携も経て厳しい基準をクリア。現在では桜川市の学校給食で月2〜3回、ゆめしほうを使ったパンや麺が提供されています。その他にも、焼きそば、うどん、カステラなど多方面で商品化が進んでいます。
【ボランティアから「労働者協同組合」へ】
長年無償のボランティアで活動を支えてきた初期メンバーも70代〜80代となり、高齢化が進行しました。次世代へバトンを繋ぎ、若い世代が適正な対価を得て仕事として関われる持続可能な組織にするため、茨城県内でもいち早く「労働者協同組合ゆめしほうワーカーズ」を立ち上げられました。
【苦難を乗り越える行動力】
コロナ禍での余剰在庫の販売や、小麦を保管する倉庫の確保、前例の少ない法人化の手続きなど、数々の壁を自分たちの熱意と行動力で乗り越えてきたエピソードは非常に印象的でした。
地域の課題を自らの手で解決し、次の世代へ繋いでいく素晴らしい市民協働と農業振興のモデルケースです。つくば市としても、こうした熱意ある市民のチャレンジを伴走支援できるような体制づくりのヒントを多くいただきました。
【労働者協同組合とは】
働く人たちが自ら出資して組合員となり、全員の意見を経営に反映させながら、共に事業を運営し働く組織のことです。2022年10月に施行された新しい法人制度で、地域課題の解決や、営利を第一の目的としない多様で民主的な働き方を実現するための仕組みとして注目されています。
詳細や、つくば市での労働者協同組合制度の活用・市民協働の取り組みに関するお問い合わせは、つくば市 市民協働課までご相談ください。





