地に足を着けた社会貢献活動に取り組みます
まずは少し固い話ですが、SDGsってご存知でしょうか?
SDGsとは「持続可能な開発目標」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの世界の共通目標です。
これは社会・経済・環境が調和した持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成され、
地球上の誰一人として取り残さないことを誓い、途上国、先進国、民間企業、NGO、地方自治体、個人などあらゆる主体が協力し合いながら取り組むことが求められているものです。
以上のことを、青二才な私が”噛まずに”説明することは不可能ですが笑、文章だとものすごく流暢に伝えることができますね!
それはさておき、アオニサイファームは、「つくばSDGsパートナーズ」に認定いただいています。
「つくばSDGsパートナーズ」とは、社会・経済・環境が調和した持続可能なまちづくりをつくばで達成するための、仲間づくりの場です。
ここでは、強みを生かしてSDGsの達成に向けた取組を実施し、SDGsをとおしたネットワークを構築していくことが期待されています。
そしてアオニサイファームは事業の特徴を活かし、下記3つのゴールを掲げています。
<働きがいも経済成長も>
<住み続けられるまちづくりを>
<陸の豊かさも守ろう>
その上で、日々活動し、積極的に発信することを通して、
*ブルーベリーを通してつくばをより多くの人に知ってもらうこと
*私の新規就農経験の発信により、少しでも若者層に農業に興味を持ってもらうこと
*私の体験に根ざした「働きがい」の考えに触れた方が、ご自身の「働きがい」について考えてくださること
以上ことを実現したいと思っています。
まだまだこれからの私です。
現時点であまりに壮大すぎる目標を立てては、「目標のための目標」に終わってしまいかねません。
SDGsに日々思いを込めて、アオニサイファームに、そして青木真矢にできること・すべきことをしっかり考え、地に足を着けた社会貢献活動を続けていきます。
さて、「つくばSDGsパートナーズ」に加入してから少し経ったある日のこと。
HPの問合せフォームを通して、なんと、筑波大学の学生さんからご連絡をいただいたのです。
経緯は、つくば市役所の「SDGsパートナーズ」のHPからアオニサイファームのことを知り、当HPを見て興味をお持ちくださったとのことでした。
その学生は、大学の授業や所属サークルでSDGsについて学び、そこで学生同士でディスカッションの場を持ったり、SDGsの勉強会イベントを開催しておられる方でした。
学生は後日さっそく農園にお越しくださり、SDGsの取組みのお話や、なぜ私が農業を始めたか等についてお話しをさせていただきました。
すると、1週間後に行われるオンラインイベントへの参加依頼をしてくださったので、私はもちろん快諾しました。
19歳の学生と話す機会など、普段なかなかあるものではありません。
ものすごく考え方のしっかりした方で、私は関心しきりでした。
学生は私の話を熱心に聴いてくださいましたが、私のほうこそ、その姿勢にものすごく刺激をうけました。
そしてそれから1週間後。
筑波大学生主催による「College Summit for Peace in TSUKUBA」がオンラインで開催され、私は、「つくばSDGsパートナーズ」の企業来賓として参加させていただきました。
「College Summit for Peace in TSUKUBA」は、<大学生の内に秘める情熱と教授が専門分野で究めてきた学問の知識が掛け合わさった時、社会の問題が解決し、未来を創造する力が生まれる>をコンセプトに開催されたもの。
学生の、そしてつくば市の企業のSDGsの取組みが順次発表され、それに対して大学教授がコメントをする形で進んでいきました。
イベント内で私は、グループディスカッションの時間に学生たちとディスカッションし、質疑応答や意見交換をする役割を担いました。
8人の学生と「働きがい」についてディスカッションしたときのこと。
私は事前に準備していた質問として、「これから社会に出て働くみんなは、仕事をするうえで何を大事にしたいですか?」と投げかけました。
ディスカッションが始まると、一人ひとり、自分の思いを力強く話してくれました。
本当にみなさんしっかりしていて、自分の意見を持っており、信念が強い方たちばかり。
みなさんイキイキと、「これから自分たちが社会のためになるような仕事を、働き方をしていきたい!」と口を揃えておられたことが忘れられません。
皆さんのこれからのご活躍が心から楽しみです!
そして私からは、自分の経験を元に、自分が今何を大事に思って仕事をしているのか、そしてなぜ農業を始めたのかなどについて、お話しさせていただきました。
私の話が少しでも、学生たちのこれからの人生について考えるきっかけになったら嬉しく思います。
ディスカッションが終わると、学生と教授による総括が行われ、イベントはあっという間に終了。
SDGsへの取組みについて改めて考えさせられる、とても有意義で濃厚な2時間半を過ごさせていただきました。
すばらしいイベントに誘っていただいたことに、改めて感謝しています。
アオニサイファームは今後も、SDGsについても取り組んでいきます。
そしてこの「College Summit for Peace in TSUKUBA」の活動内容に今後も期待し、応援させていただきたいと思っています。
筑波大学のみなさん、本当にありがとうございました!
「College Summit for Peace in TSUKUBA」 twitter
「College Summit for Peace in TSUKUBA」 ウェブサイト